役員の数を減らすのは意思決定の迅速化のためなのか?
会社の役員の数を減らすということは、日本では流行のように行なわれているようであるが、それは一体何のためなのだろうか?ある人は、意思決定の迅速化のためだと言い、また、ある人は、コスト削減のためだと言う。後者は人員削減だから当然といえば当然だが、前者を正しいというためには、条件節がつく。
少人数になれば意思決定が迅速化できるというのは、意思決定者として選ばれた人がさまざまなことに精通していて、あるいは、スグに精通することができて初めて言えることであろう。よく知っている分野について迅速に意思決定ができるのは当然であるが、全く知らない分野のことについては、ポイントをスグに押さえることができて初めて迅速に意思決定できる。
しかしながら、実際には、なかなかそんな理想どおりにはいかない。ただポストが減って、権限が十分に委譲されず、実践の中で経験できる機会も少なくなり、意思決定者に選ばれても、なかなか意思決定できないことが多いのではないか?特に大企業では、展開している事業が多岐にわたっており、すべてを把握するのは至難の業であろう。
6月という人事異動の多い季節のせいか、そんなことを感じた。
![]() ![]() | 上田嘉紀 / ベンチャーキャピタル http://entre.exblog.jp |
Trackback: http://www.future-planning.net/x/modules/news/tb.php?599
■あなたもFPNニュースコミュニティに記事を投稿してみませんか?
→記事の投稿方法についての詳細はこちら
※FPNニュースコミュニティに掲載された記事及びコメントは、各メンバーにより投稿されたものです。FPNニュースコミュニティの見解・意向を示すものではありません。








