ビジネスとお手玉
先日、お手玉をしえていただく機会があった。もともと野球を学生時代にやっていたこともあり、小さなボールはそれほど苦手ではないと思っていたが、どうしてもできない技であり、うらやましい技がお手玉であった。ここは、直々にその極秘を教えてもらおうと頭を垂れた。
お手玉検定なるものもあり、順に教えてもらう。順当に進んでいくが、検定2段で泊まってしまった。それは、片手で、3個のお手玉を空中で操ること20秒。これも基本だという。
これができない。確かに、これができれば、あの3個、4個のお手玉をまわす技ができるだろうが...
コツを教わる、というより、聞き出す。
お手玉を投げる種類として、5種類あるそうだ。1種類は、真上に上げる投げ方。4種類は、円を描くように回しながら投げる。右回転、左回転、前回転、後ろ回転。このうち、右利きであれば、反時計回りの左回転のコツを覚えるべしという。
そうだよね。お手玉って、くるくる空中で円を描くように投げてキャッチしている。
このことを伺ったときに、これだ! と思った。
早速、円を描くように投げる練習をその場でしてみるが、そう簡単にできるわけもない。しかし、貴重な宿題というかテーマをいただいた気がする。
お手玉は、円を描くように投げよ。片手で3個を20秒間。これが、当面の宿題。がんばろうっと。
と、家でも練習をし始めているが、ふと、感じることがある。
ビジネスも同じだと。
自分の手は2つ。がっつり握っていれば、2つ以上の仕事はこなせない。しかし、お手玉と同じように、空中を使うと、3つでも、4つでも仕事がこなせる。一旦、手を離れてもちゃんと受け取れるところに戻ってくる、そんな投げ方を覚えれば、曲芸師のように、何個でもお手玉を操れる。仕事であれば、多重ジョブを管理することができる。
そう考えれば、仕事を離す勇気、投げ出すのではなく、きちんとキャッチできるように弧を描くように投げること。この練習が大切であると。
仕事の投げ方、操縦法こそが、管理職、経営者に必要な能力。自分のキャパシティを最大限有効に活用するには、仕事をお手玉化する必要がある。
時には、お手玉を落とすこともあるだろう。でも、それも練習。目くじら立てちゃダメ。お手玉名人も時折落としていたし...(笑)
そう考えれば、目のやり場を大切だななぁと。ひとつひとつを注視していたんでは、お手玉は操れない。視点は一点遠くを注視し(これが、ビジョンを持つということ)、お手玉の動き全体を視界にしれて把握する。
手の動作は、見なくてもできるくらいに練習し、鍛錬し、習熟しておかなければならない。
お手玉を練習しながら、ビジネスにも当てはめて考えれば、ポイントが見えてくる! 己の課題が見えてくる! これが、今までに感じ取れなかった点であることに、大きな驚きとわずかな感激を感じる。
ふとしたことだが、きっかけなんてこんなもの。
もし、ビジネスで大成功して、人から成功のきっかけは? と聞かれたとしたら、お手玉だよって言い返したい。そのためにも、まずは、お手玉を練習してできるようにしておかなければ... (えっ、結論が違うって!? いいのいいの、お手玉を練習しているのは事実なんだから...)
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![]() ![]() | 川上 暁生 / SFJソリューションズ株式会社 http://www.search-firm.jp/sfjs/ |
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