Twitterが若者に受けない訳、日本に受ける訳、テレビと合う訳
Twitterが何故25歳未満の若者には人気が無いのかと言う議論が世界で続いています。また「Twitterが日本でブレークするかどうかの議論」も国内で続いています。一方Twitterを活用したソーシャルテレビも国内でも認知度が上がってきてます。まあ、面倒なので纏めて筆者の見解を書いて見ました。
★★ Why Teens Don’t Tweet
http://mashable.com/2009/08/05/why-teens-dont-tweet/
★ ★ Stats Confirm It: Teens Don’t Tweet
http://mashable.com/2009/08/05/teens-dont-tweet/
★★「Twitter」が日本でブレークするための条件 勝間和代
http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=MMIT2n000002082009
<若者が Twitterに興味を示さない訳>
Twitter 参加者の16%が24歳以下だそうです。そしてTwitterの中心はずっと上の年齢と言うことがはっきりしました。確かに若者中心で流行ったのではないようです。
そういえばセカンドライフのブーム時にも似たようなことが言われました。
勿論、色々な説明が考えられるのですが、筆者は「エリクソンのライフサイクル仮説」が気に入っています。若者はアイデンティティの確立期にあります。従ってゴーギャンの有名な絵画風に言えば「我々はどこから来たのか」「我々は何者なのか」「我々はどこに行くのか」と言う自分探しをしています。そして自我=アイデンティティは仲間との交流の中で社会的に形成されるものとされていますから、友達に興味があります。
一方Twitterのフォロウ、フォロワー関係はパブリックな意見表明には向いていますが、SNSのような知り合いや同様な趣味をもった人々、気の会う人々との深い社交には必ずしも適していません。
またパブリックな意見表明などは、アイデンティティ=自分探しが終了後に興味が向かう領域とも考えられます。仲間とのワイガヤはフェースブックなどの仕組みが向いている訳ですね。
だからアイデンティティが確立後、彼らは自律した個人としてTwitterによりパブリックな意見表明へと進むという仮設が考えられます。
<Twitterが日本で受ける訳>
昨年まではTwitterないし、Twitterを真似た国内の仕組みは日本では泣かず飛ばずでした。ですからセカンドライフなどと同じで「アメリカで大流行=ブレーク」したから日本で注目されていると考えられます。
またインターネットの第二の波とも言うべきクラウド(雲のような大衆=CrowdまたはCloud)が好むのは老若男女誰でも簡単に使え、情報発信できる仕組みです。この点はセカンドライフが明らかに未成熟であったのに比較してTwitterの仕組みは簡単です。
まあ、アメリカで流行っている点、仕組みが簡単だと言う点がはっきりしていれば、アメリカで流行る限りにおいて日本でも一定程度、流行するでしょう。既に日本IBMや日本オラクル、朝日新聞や毎日新聞がアカウントを開設して活用を始めています。
テレビや新聞などのリアルタイムメディアがインターネットに吸収される中でTwitterが注目され始めていますから、それなりにニーズは有る訳ですね。
<クロスメディアが鍵を握ると思われる>
筆者の視点は明確なのですが、Twitter型のサービスが大化けするためには、テレビや電飾、場合によってはAR(拡張現実感)などとのクロスメディアが有効だと考えています。
現にTwitterの呟きをテレビ視聴と同時に投稿したり、見たりするソーシャルテレビは、フォックスニュースも始めています。また情報通信企業のトップであるベライゾンも開始して三週間で数百万の呟きがドラマやスポーツなどのテレビ番組視聴中に投稿されています。この成功に気を良くしてベライゾンはソーシャルテレビのレベルアップに乗り出しました。
日本でもTwitterと連動したソーシャルテレビは、急速に認知度が上がってきています。
まあ、Twitterはそれなりに定着すると思うのですが。
引用:
In just three weeks since Verizon introduced the new Twitter and Facebook Widgets, millions of Tweets and Facebook gallery photos have been viewed by FiOS TV subscribers on their TV screens.
"FiOS TV subscribers are enthusiastically embracing our new social TV experiences and are asking for more," said Shawn Strickland, vice president, marketing for Verizon Telecom. "We're very quickly adding new features so that users can create and send more personalized information, in addition to viewing content. FiOS TV subscribers can count on us to continually expand their enjoyment of social networking on TV with innovative, interactive applications that cable can't deliver."

![]() ![]() | 山崎秀夫 / 日本ナレッジマネジメント学会専務理事 http://echoo.yubitoma.or.jp/weblog/h-yamazaki/ |
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