批判ではなく、提案を意識する
学生のとき、本を読むときは批判的に読んでみるように、と言われたことがあります。
間違っていることを見つけて、正していくことの重要性を言っているのか、もっと深い意味があったのかわかりませんが、批判的な姿勢(だけで)は実生活やビジネスではあまりうまく行かないことを感じるようになりました。
批判のデメリット
会議などで、ある人の話などを批判すると、その人を批判しているように受け取られかねません。
また、批判合戦のようになって、雰囲気が悪くなったりもします。
批判しても信用がなくならないほど、チームメンバーが信用し合えていると良いのですが、信用し合えているかどうかは、あとからわかるところがあるので、批判してしまうと、批判し合って批判合戦に陥ってしまうかもしれません。
また、批判から、より良い行動を見つけるのはなかなかむずかしいです。
批判は間違いを正すことであって、より良い方向に行くには、十分ではないことが多いようにも感じます。
批判のメリット
そうは言っても、間違いを間違いと指摘できることは、チームの方向性などを修正する際に必要なことであったりします。
ですから、間違っていると指摘することは、一定のメリットがあります。
リーダーは、批判的な人の意見もとりあえず聞くことを、意識すると良いと思います。
提案のメリット
しかし、人との共同作業などをこなしてくると、批判するよりも、提案したほうが良いということがわかってきます。
「こういうやり方もあると思います。」
と提案することで、(批判よりは)受け入れやすくなることでしょう。
ブレーンストーミングでは、批判しないことがルールの一つですが、さらにアイデアを改善することも歓迎されます。
同じように、提案が他の提案を引き出すこともあります。
提案のデメリット
そうやって、提案がたくさん出てくると、どれが良いのか、判断する際に迷うかもしれません。
こうなると、意思決定に時間がかかることもあることでしょう。
決定の方法をあらかじめ決めておくと、良いでしょう。
●批判のデメリット
・批判すると、チームの士気などが乱れる可能性がある
●批判のメリット
・間違い、誤りを見つけることができる
●提案のメリット
・その案が良いものかどうか、話し合える
・受け入れられやすい
●提案のデメリット
・意思決定に時間がかかるかも
批判している人を見て思うことは、提案してみると受け入れられやすいのになあ、ということです。
批判されて、うれしいという人は、少数でしょう。
そして、間違っていることを見つけることよりも、より良い方法や見方を見つけることに、時間を掛けることのほうが、うまく行きやすい、実りが大きいということを伝えると良いと思っています。
悪いところには目が行きやすいですし、無視してはならないことや緊急時などの状況によっては、はっきりとだめだと言った方が良いこともあります。
状況などにもよりますが、批判よりも提案のほうが、おおむね、良好な関係を築くことができますし、協力的に行動することが可能になります。
というわけで、批判ではなく、提案を意識したいところです。
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