モンスターペアレント、ついに会社襲来
日刊ゲンダイに衝撃の記事が掲載されました。
『モンスターペアレントが会社までやって来た!!』
→ http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=518567&media_id=10
※記事がmixi上のみのため、一部分引用を以下URLに記載。
→ http://it-ura.seesaa.net/article/100685818.html
詳しい内容は記事を読んで頂きたいのですが、記事のサブタイトルを取り上げただけでも、その異様さは伝わります。
●わが子の研修、残業、配属にクレーム
●「息子のノルマはきつすぎる!」
●新卒の父母向け説明会も
モンスターペアレントとは、90年代後半から顕在化し始めた理不尽な保護者を指す言葉です。
保護者というのは通常未成年に対する親を指しますが、社会人となっても保護者が存在するという状況を異様だと指摘する隣人は、モンスターペアレントの周りにはいないのでしょうか?
企業に干渉するモンスターペアレント(モンペ)について、日刊ゲンダイよりも前に指摘していたブログがありました。
『過保護な親が企業にも干渉してきたら 』(一般システムエンジニアの刻苦勉励)
→ http://blogs.itmedia.co.jp/yohei/2008/05/post-0754.html
このエントリーでは、「仮にモンペが企業に干渉し始めたら・・・」という設定で問題点を予想していますが、以下の点などはまさしく現実のものとなっているように思えます。
・保護者向けの会社説明会(お子様を預かり立派な社会人に育てます!と人事担当がスピーチ)
・入社式は親同伴
・定期的に両親参観の場を設ける
※本来はパパの仕事を紹介する子供向けの参観なのですが、気付けば親もやってきている・・・
・失注したことにショックを受けた息子を見て両親が怒鳴り込む
他にも、以下の点はこれから先に実際に発生しそうで、人事部や法務部で対応マニュアルを作るはめになるかもしれません。
・採用面接は親同伴
・社員が出勤・退出時にタイムカードを押すと両親にメールで通知
・労働組合は保護者の大幅な介入によりPTA化
米国では「ヘリコプター・ペアレンツ」と呼ばれ、日本と同様に社会的な問題になっているそうです。
会社に襲来するモンペは、いつまで立っても子供を自分の支配下に置いておきたいという独善的な親の心理なのではないかと私は考えています。
この子を守ってやれるのは自分しかいない、という気持ちがなければ、会社に勤めるようになった子供に対して、ここまでの過干渉をするというのは到底考えられません。
実は同じような状況が近年の中国でも問題になるのではないかと思っています。
中国といえば、一人っ子政策でわがまま放題で育ってきた、「小皇帝」の別名を持つ80后(80年代生まれ)が社会人として自律し、家庭を持つようになっています。
80后が子供の親となった場合、自分の思い通りに子供も学校も、果ては勤務先も操りたいと考える人が出てくることは容易に想像できると思うのです。
こういった将来のリスクに備えるためにも、国内企業は今のうちから積極的にモンスターペアレント対策を講じた方がいいのかもしれません。
![]() ![]() | 吉澤準特 / コンサルタント http://it-ura.seesaa.net |
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