WEB2.0に関する英国国営放送BBCの英断―クリエーティブ・コモンズ・ライセンスを採用
ソーシャルネットワーキング解説 2006.01.05 『BBCの新しい試み--ユーザーによるニュース画像の利用が可能に』を読んで驚きました。
英国国営放送BBCがクリエーティブ・コモンズ・ライセンスを採用して、非営利目的であればニュースクリップを自由にダウンロードして加工できるようにしたのです。
今回視聴者に開放されたのは約80件と数は少ないが、これは大きな英断である。あの世界中で伝統あるBBCの決定ですよ!!
以下のものが具体的に含まれているようです。
●ベルリンの壁が崩壊したときの様子
●北京の天安門広場で民衆のバリケード
●1966年のワールドカップで優勝を飾った英国チームの舞台裏の映像
BBCは現在、海外版ではコマーシャルを採用しています。
アメリカを始めとする放送業界が、PODCASTINGなどでドラマなど放送コンテンツのネット上での有料販売を始めている時に、ニュースクリップとは言え、逆に無料のクリエーティブ・コモンズ・ライセンスを採用した訳ですね。
おそらくBBCは、WEB2.0対策としてコマーシャル化するものはコマーシャル化する。
コンテンツを有料化するものは有料化する。
更に公共財としてクリエーティブ・コモンズ・ライセンスの下、無料化するものは無料化すると言う明確な戦略を持って動き始めているような気がします。
まだ筆者もBBCの戦略を全て調べた訳ではありません。
しかしこれは公共放送としての国民への説明責任を考えれば、凄い英断だと思います。
我が国の某国営放送に対する料金不払いが何時までも続く背景には、私見ですが、色々な事件に対する説明責任が今ひとつあいまいな点とともに、それがきっかけとなって若者のテレビ離れとネットへのシフトが少しづつ始まっているような危惧があります。(ちゃんと調べた訳ではありませんが・・)
こう言った点は民放各社もNHKもBBCの英断を一度検討され、良いところは見習ったらいかがでしょうか?
![]() ![]() | 山崎秀夫 / 日本ナレッジマネジメント学会専務理事 http://echoo.yubitoma.or.jp/weblog/h-yamazaki/ |
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